ドイツ・デュッセルドルフ
勇気づけ子育てサポーター
増田 衣惠(きぬえ)です。
【「ママのお手伝いしてあげないよ(・へ・)」】
先日
スーパーに行きましたら
小学生のお姉ちゃんと、
幼稚園児の弟と
ママの3人がお買い物をしていました。
二人とも、
ママのお手伝いをしようと
張り切っています。
でも男の子は、あれこれ物をカゴに
入れていこうとしている様子。
そのたびにママは、
「そっちじゃないの、
こっちのを入れてくれる?」
と言って男の子のご機嫌を
取っていらっしゃいました。
ぜーんぶ先取りされてしまった女の子は、
「もー、ママのお手伝いしてあげないよ!」
と、怒った口調です。
これいわゆるママを
脅してるってやつですよね( ゚Д゚)
これ、
スーパーの入り口
入ってすぐに起こっていた光景だったので、
このままどうなるんだろう。。。
と思いつつ、
私はその場を離れました。
女の子は、
お手伝いをすればほめてもらえる
という公式ができていて、
スーパーでは
一番ほめてもらいやすい状況なのでしょう。
アドラー心理学では、
ほめるということをせずに
「勇気づける」
ことをしていきます。
もちろん、2歳くらいまでは、
ほめて、物事の良しあしを
理解していく場面もあります。
しかし、基本的には、
結果の良しあしを見るのではなく
物事の過程に注目して、
子どもたちに声掛けをしていきます。
そうしないと、
ほめられるために行動したり、
ほめる人がいないと
人に貢献する行動をしなくなります。
また、要求が高すぎて、
自分には無理だと判断すると、
どうせほめられないから...と
挑戦することすらしなくなります。
ママからの感謝の気持ちの
「ありがとう」
を言ったり、
「嬉しいな、助かるな」
ということばをかけることによって、
ほめる
とは違った対応になります。
しかし、
やみくもに
「ありがとう」
を言っていると、
ほめていることと同じになってしまうので
こちらも注意が必要です。
今頃女の子は
「手伝ったんだから、
ごほうび買ってくれるでしょ!」
と言っていそう。
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