ドイツ・デュッセルドルフ
勇気づけ子育てサポーター
増田 衣惠(きぬえ)です。
【ドイツと日本の幼稚園の違い②教育面】
ドイツと日本の幼稚園の違い②。。。
幼稚園選びの参考になればと思っております。
それでは本日は、
私の経験した幼稚園の違い
教育面について
まずは、
メルマガ541でお伝えしましたが、
ドイツの幼稚園は、
ほとんどが縦割り保育です。
日本は年齢ごとに分かれている
年齢別保育です。(年少、年中、年長)
今日は
年齢別保育のメリットについて
みていきましょう。
年齢別の保育の場合、
理解できるレベルが大体そろっているので、
一斉活動が可能になります。
そこで、
主活動がプランされて、
工作をしたり、
身体を動かす体操、
自然観察をするときに、
説明がしやすいので、
進むペースも早くなり、
沢山の知識を取り入れることが可能になると
考えます。
日本の幼稚園では、
発表会だったり、
作品展だったり、
運動会
かなり手の込んだものを
子どもたちが披露してくれます。
これは、一斉に保育ができるから。
みんなで座って、
先生の説明を聞いて、
その時間に作り上げる。
技術や理解のレベルを年齢に合わせているから
できることです。
そして、日本の幼稚園は、
毎週、毎月のように、
壁に絵が飾られたりして、
お子さんの発達を見ることができます。。。
ただ、ここでも前号でお伝えしたように、
他のお子さんと比べないことです。
その子自身の表現方法が
どんな風に変わってきているか
見ていかれることをお勧めいたします。
その点、ドイツの幼稚園は、
3から6歳の子どもたちが一つのクラスにいるので、
制作も、一つのテーマに1か月。
長い時には3か月くらいかけている園もあるようです。
そして、制作は、
好きな時に制作したい子どもが、
担当の先生のところに行って、
制作をします。
それ以外の子どもたちは、
自由遊び。
社会性を伸ばすために
とにかく自由遊びがメインです。
6歳くらいの子どもが同じテーマで制作しても、
こだわりもあったり、自分のアイデアを出すので、
かなり時間がかかったりします。
その代わり
3歳の子どもたちは、
顔の絵をかいても、
顔に見えるかどうかもわからない場合もありますので、
すぐに終わってしまったりします。
ココでも個人個人を大切にするので、
出来上がった作品も、
どれもこれも違ったものになります。
これはメリットでもありますが、
一斉保育がないので、
みんなで座って何かを行うことが難しくなります。
最近のドイツの幼稚園では、
就学前クラスというものを設け、
学校へ行くまでに、文字に親しんだり、
自然観察のプロジェクトとして、
森に入ったりする園もあります。
しかし、
自由時間が多いので、
学校へ行ってから、
じっと座っていることができない
と、言われてしまうこともあります。
ただ、ドイツの学校では、
1年生の間は成績表もありませんし、
緩やかに進むので、
日本人学校へ進まれる方に
この問題が顕著に表れる場合はあります。
また、
作品展、発表会、運動会はないので、
写真に収めるような行事は少ないでしょう。
その代わり、カーニバルだとか、
サマーパーティーを
保護者と一緒にする園は多いですね。
その時にお子さんがどんな風に園で過ごしているのか、
垣間見ることができます。
イースターは保護者と一緒に
朝食を幼稚園でする園も少なくないでしょう。
その時の子どもたちは、
ほんとに嬉しそうです。
自分の過ごしているところに、
ママやパパが見に来てくれるわけですから、
なんだか得意げなんですよね!
年齢別の保育は
親にとっては、成果が見えるので
安心できる
というメリットがあるかもしれませんね。
縦割り保育は、
大家族をイメージしていただいた感じになるので、
生活を見て、子どもたちの成長を感じる。
といった感じでしょうか。。。
また、日本人学校へ進学する時は、
1年生の間は、じっと座っていることに問題が出るかもしれない。
と思っておいた方が良いかもしれません。
でも、子どもには順応性がありますので、
2年生になるころには
問題視されなくなることが多いようです。
幼稚園選びで悩んでいるんです!
とおっしゃる方は、
メッセージくださいね。
私のわかる範囲でお答えさせていただきます。
明日は、
先生
についてお話していきますね!
いつも、
あなたを
応援してます!
参考にしていただけますと
嬉しいです♡
今日も
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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