【アイス買って――――!】
アイス屋さんの前で
泣いてバタバタしているお子さんがいます。
こんな時
あなたなら
どんな対応されていますか?
・周りの目が気になるので、
買ってしまう。
・けんかをしながら結局買う。
・ひきずりながら連れて帰る。
どれも私は経験しました。(T_T)/~~~
アドラー心理学では
こんな時、その
子どもの行動の目的
は何なのかを考えます。
泣いて叫んで、
大人を動かそうというのが目的。
これがまかり通ってしまった時には
子どもたちは、
不適切な行動をとって
人を操作することを学びます。
これ、
お家の中だけにはとどまらず、
その経験を
学校のお友達や先生に対しても
使うようになってしまうかもしれません。
幼稚園で私が働いていたころ、
おままごとをしている時に、
泣いて自分の好きな役を
やらせてもらっている子などを見かけました。
もしお子さんが、泣いて叫んで、
大人を動かそうとしていたら、
大人がそのことに注目しないこと
がベストです。
「今日我慢したら
おもちゃ買ってあげるから」
とか、
「悪い子のところには
サンタさんからプレゼントこないよ!」
*10月ころからよく聞くフレーズですよね(笑)
と言って子どもを操作しようとすると、
おもちゃを買ってもらえない時は泣き叫ぶ。
クリスマスが終わってしまったら
あなたの
言ってることは聞いてくれない
と思います。
不適切な行動が起こった時には
次の4つのことを頭に入れて対応してみてください。
1.不適切な行動には注目しない。
2.不適切な行動の前後に
いったい何があったのか観察して、
考えてみる。
もしかしたら、
幼稚園で嫌なことがあって、
イライラをママさんに
ぶつけているのかもしれない。
ママはいつも人前では
僕の言うことをきいてくれる!
と知っている場合
3.もしかしてらお子さんは
泣き叫ぶ以外に
アイスをゲットする方法を知らない。
もしそうであれば
それを知らせてあげる必要はあります。
頭ごなしに叱られるより
「周りの人に迷惑がかかってるみたいだよ。
やめてくれるかな。」
「どうすればよかったのかな?」
って聞きながら、
交渉する方法(適切な行動の仕方)を知らせてあげたり、
ママさんの意見を伝えていかれるのもいいですね。
4.昨日も書きましたが、
普段から不適切な行動以外の
あたりまえの行動に注目する。
「その服自分で選んだの?似合ってるね!」
「幼稚園いくカバンの用意できたね!」
お子さんを
叱ったり、
なだめすかしたりしているうちは
多分その行動は続くと思います。
その行動に注目しなくなった時に
何かが変わると思います。
*「注目しない」と「放置」は違いますので要注意!
私の娘が不適切な行動をしたとき
「他の人に石が当たるとケガをしてしまうね。
次に石を投げたら帰ろうね。」
と言っておいて、
もしまた、石を投げたら
淡々と
泣いていても家に帰りました。
すると、次に公園に行った時
石を投げることはしなくなりました。
この実体験は
3番の方法を知らせるというものです。
はじめは勇気がいると思いますが、
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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